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妊娠しやすい体位は嘘?本当?4つのポイントとは?

2024.08.28 ミスコンレポート&コラム

妊娠しやすい体位があるって本当?

昔から「妊娠しやすい体位」という噂がありますが、それは本当なのでしょうか。

妊娠を望んでいる方たち、特に不妊治療をされているならば特に「妊娠しやすい」という言葉はとても気になると思います。

噂されている体位は本当に妊娠確立を上げるのでしょうか?


- どんな体位が妊娠しやすいと言われているの?

だいぶ以前から「正常位や後背位(バック)が妊娠しやすい体位」と昔から言われています。

おそらく膣の深くまで挿入できるからそのように言われているのでしょう。

そして性行為の後に仰向けのまま安静にすることで精子が子宮頸部に近づきやすいとされています。

他にも「膣から精子を出さないように気を付ける」などとも言われていますね。

これらは科学的根拠がないため、妊娠の確立を上げることには繋がらないようです。


- 妊娠しやすくするために意識するべき事ベスト4

それでは妊娠しやすくするために何を意識したらよいのでしょうか。

大切なことを4つまとめてみました。

①食生活

妊娠を希望するのであれば食生活を意識することはとても重要になってきます。

そして男性も女性も葉酸を摂取することが推奨されています。

プレママやママに葉酸がよいのはここ数年話題になっていますが、実は男性も葉酸を摂取すると精子の質がよくなります。

葉酸はほうれん草やブロッコリー、アスパラガス、豆類などに多く含まれていますので、献立にうまく取り入れていきましょう。

他にも女性は鉄分・カルシウム・タンパク質、男性は抗酸化物質やオメガ-3脂肪酸をを摂取すると妊娠しやすい身体作りに繋がります。

②睡眠

成人の適切な睡眠時間は7〜9時間とされています。

毎日規則的な睡眠パターンを維持することが重要です。

寝室環境を整えることや、就寝前のリラックスした時間を過ごすことが、睡眠の質を向上させます。

そして定期的な運動をすることも睡眠の質を上げることに繋がります。

運動は1回だけ頑張っても効果が弱いため、散歩・水泳・ストレッチなどの低い強度でよいので1回約30分をまずは週に2回から始めてみましょう。

③排卵日を把握する

妊娠しやすいタイミングを逃さないためには、自分の体のリズムを理解し排卵を正確に把握することが重要です。

排卵日は通常、次の月経が始まる約14日前です。

卵子が放出されてから受精可能な時間は約12〜24時間とされています。

精子は女性の体内で最大5日間生存することができるため、排卵日の5日前から排卵日当日までの期間が妊娠しやすいとされています。

・毎朝同じ時間に基礎体温を数カ月測る

自分の月経周期を記録し、次の月経が始まる14日前を目安に排卵日を予測します

・市販の排卵検査薬を使用する

尿中のLHの急増を検出し、LHの急増が始まってから約24~36時間後に排卵が起こります

④普段からスキンシップ

妊娠を望んでいてもセックスをするのは排卵日前だけ。

それ以外はスキンシップすらない。

となると月に数日しかない排卵日前だけリラックスしたセックスをするのは難しいです。

できるだけ普段からスキンシップをこころがけ、ごく自然な雰囲気でセックスができるようにしていけると良いですね。


- 妊娠しやすい体は健康的な体

妊娠しやすい体位は昔から噂として耳にしますが、大切なことは健康的な体を維持する事なのではないかと思います。

そして体位にはとらわれずにリラックスして性行為を行なうことが重要です。

妊娠を望むカップルがお互いの心身の状態を思いやりあって日々を過ごし「セックスはコミュニケーションの方法の1つ」として楽しめるとよいですね。

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