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妊娠したら、寝ると腰が痛い、起きると治る。なぜ?

2024.09.28 ミスコンレポート&コラム

寝ると腰が痛い 起きると治る、理由は??

妊婦さんの悩みとして「寝ると腰が痛い」というものがあります。

不思議なことに、起きるとその痛みは治ります。

せっかく睡眠を取ったのに目覚めが悪いのは悲しいですよね。どうやってこの悩みを解決すればよいのでしょうか。


- どうして寝ると腰が痛くなるのか?

まず、どうして寝ると腰が痛くなるのか考えていきましょう。

妊婦さんにとってよく眠れることはご自身とお腹の赤ちゃんのために大切なことです。

妊婦さんが寝るときに腰が痛くなる理由を知っていきましょう。

寝ると腰が痛くなる理由①体重の増加と姿勢の変化

妊娠中、体重が増加し、特に腹部が大きくなることで骨盤と腰にかかる負担が増します。

これにより、腰の筋肉や靭帯に負担がかかり、寝ているときに痛みを感じることがあります。

寝ると腰が痛くなる理由②姿勢のサポート不足

寝る姿勢が悪いと、特に仰向けやうつ伏せで寝ると腰に負担がかかることがあります。

横向きで寝ることが推奨されますが、それでもサポートが不十分だと腰にストレスがかかります。

寝ると腰が痛くなる理由③ホルモンの影響

妊娠中に分泌されるホルモン(リラキシン)は、骨盤周りの靭帯を柔らかくして分娩に備える役割があります。

これが逆に腰の不安定さを引き起こし、痛みの原因になることがあります。

寝ると腰が痛くなる理由④長時間の同じ姿勢

寝ている間、長時間同じ姿勢を保つことによって、腰の筋肉や関節が硬直しやすくなります。

特に夜間に動くことが少ないため、血流が悪くなり、痛みが増すことがあります。

寝ると腰が痛くなる理由⑤布団やマットレスの問題

今使っている寝具は使ってどれくらい経っていますか?

寝具にも寿命があります。布団やマットレスはだいたい5年から10年が寿命と言われています。

どうしても腰やお尻が当たる部分がへたってきてしまいます。交換するタイミングか確認しましょう。

そして、まだ交換するほどじゃないという場合は、今使っている布団やマットレスの上に「マットレストッパー」と呼ばれる寝具を使うと寝心地がかなり改善されます。

妊婦さんにオススメのマットレストッパーは、低反発で暑さが4〜6センチくらいの物。

お腹が大きくなってきてママの体重が少しずつ増えても腰への負担がちょうどよく分散されて、寝る時に腰が痛いということが改善されていきます。


- 起きると治るのは何故?

朝起きると動き始めることで筋肉や関節が再び活性化し、血流が改善されるため、腰の痛みが軽減します。

起床後に体を動かすことで、硬直していた筋肉がほぐれ、痛みが和らぐことが多いです。

- どうやって寝たらいいの?

痛みなくリラックスして寝るにはどうやって寝たらよいのでしょうか。

先程ご紹介したマットレストッパーを導入するのはかなりオススメですが、もっとお手軽な方法としては抱き枕かクッションを使った寝方の改善方法があります。

①妊娠用の抱き枕を使って体をサポートし、寝る姿勢を安定させる。

②横向き寝(左側を下にするとよい)で膝の間にクッションを挟む。


- 起きたらやっぱり痛い!早く治すにはどうしたらいい?

朝起きたら布団の中で軽いストレッチをしましょう。

仰向けに寝て、膝が90度に曲がるくらいに立てます。そのまま膝を左右にゆっくりパタンパタンと倒していきましょう。

腰とお尻が伸びて痛みが和らぎます。

湯船に浸かったり、温かいシャワーをあてるのもよいですね。

日頃から運動不足にならないように気を付けるのも大切です。

妊娠中でも気分が良い時はウォーキングやストレッチで腰やお尻がほぐれるようにしていきましょう。

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