大人ニキビと化粧水〜スキンケアのポイントとおすすめアイテム〜
大人ニキビと化粧品の基礎知識
大人ニキビとは、成人期に発生するニキビのことを指します。
10代の思春期に発生するニキビとは異なります。
大人ニキビは、ストレス、ホルモンの変化、食生活の変化、遺伝的要因、化粧品やスキンケア製品の影響など、さまざまな要因によって引き起こされることがあります。
ニキビができる場所は、顔だけでなく背中や胸などの体の他の部分にも発生することがあります。
大人ニキビを治すためには適切なスキンケアルーチンや生活習慣の改善、栄養バランスの取れた食事、ストレス管理などが重要です。
今回は、大人ニキビのスキンケアのポイントと、化粧水の選び方、おすすめのアイテムについて紹介します。
大人ニキビの原因と種類
‐ 大人ニキビができる根本的な原因は？
大人ニキビができる根本的な原因についてお話します。
①毛穴のふさがり
②皮脂の過剰分泌
③毛穴内でのアクネ菌の増殖
これらの要因によって、肌のターンオーバー（皮膚の新陳代謝）が正常に行なうことができなくなります。毛穴の中にはもともとアクネ菌はいつもいるのですが、毛穴がふさがることで皮脂を栄養にしてどんどん増殖して炎症を引き起こします。
‐ 大人ニキビはどんな種類があるの？
大人ニキビは種類がいくつかあります。
①白ニキビ
皮脂や老廃物が毛穴につまり盛り上がったもの
②赤ニキビ
白ニキビが悪化したもの、目立ちやすく治るのに時間がかかる
③黄ニキビ
黄色い膿（うみ）がたまっているもの
④黒ニキビ
皮脂の先端が参加して黒くなったもの
⑤紫ニキビ
内出血を起こしていたり、周りの組織が壊れて血管が作られたりの理由で紫色に見えるもの
大人ニキビ 洗顔のポイント
‐ 洗顔料の見直しを
ニキビを治すためには、まずは洗顔から見直すことが大切です。
保湿力の高い洗顔料がオススメです。保湿成分である”セラミド”が配合されているものですと肌の乾燥を防ぐことができます。
そして泡立ちをよくするための”界面活性剤”は必要最低限の量が入っているものを選ぶのも大切です。必要以上に配合されていると肌のバリア機能を低下させてしまうので気を付けましょう。
-ニキビがあるときの洗顔の仕方
洗顔をするときに気を付けることは、洗顔料の泡を「肌に乗せる」くらいの気持ちでごしごしこすらない事です。指が肌に触れるか触れないかくらいのフワッとした洗い方で問題ありません。
洗い終わったらぬるま湯でやさしく洗顔料を落とします。洗ったあとはタオルでこすらないように優しく肌にあてて水分を取りましょう。
大人ニキビの化粧水の選び方
‐ 大人ニキビに効果的な化粧水とは？
洗顔のあとの化粧水について考えていきましょう。
大人ニキビを予防するには肌をしっかり保湿する必要がありますし、すでに出来てしまっている場合は炎症を抑える「グリチルリチン酸」などの抗炎症成分が配合されているとよいです。
大人ニキビ対策として化粧水で保湿するのは大切ですが、つけすぎると皮脂が余計に分泌される原因になりかねません。1回あたり500円玉程度の量がちょうどよいです。
化粧水だけでは肌が乾燥して皮脂が過剰に分泌されてニキビを悪化させてしまうので、化粧水のあとは乳液で保湿し乾燥を防ぎましょう。
大人ニキビ オススメの化粧品アイテム
①無印良品 薬用化粧水：低刺激性で肌に優しい化粧水で、ニキビ肌にも使いやすいです。
②ハトムギ化粧水：ハトムギエキスが配合されており、保湿力が高く、ニキビ肌にも効果的です。
③資生堂 アクネス ローション：ニキビケア成分が配合されており、ニキビの予防や改善に効果が期待できます。
④イソップ ブリリアント バランシング フェイシャル トナー：肌のバランスを整えながら、ニキビを防ぐ効果があります。
日常生活で気をつけること
‐ 化粧水以外に気を付けることは？
洗顔や化粧水などでお肌のケアをすることはもちろん大人ニキビ対策として大切です。 他にも気を付けるべきことはいくつかあります。
①手を清潔に
人は1日に平均４００回くらい無意識に顔を触っています。こまめに手を清潔にしましょう
②肌に直接触れるものを清潔に
シーツ・タオル・枕カバーなどを清潔に保ちましょう
③栄養バランスの見直し
栄養バランスが偏ると肌のコンディションが悪化します。 肌に良いとされるタンパク質（大豆/肉や魚/乳製品)・必須脂肪酸(マグロやブリ/アボカド)・ビタミンC(キウイ/イチゴ/ブロッコリー)を毎日の食事の中に使えるようにしていきましょう
- まとめ
大人ニキビに悩む方は、適切なスキンケアと化粧水の選択が重要です。自分の肌質やニキビの状態に合わせて、適切なアイテムを選びましょう。
また、食生活や生活習慣の改善も大切ですので、総合的なケアを心がけましょう。
