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産後の生理はいつから再開する?時期の目安や変化、注意点を徹底解説

公開日: 2026.01.28 / 最終更新日時 : 2026.01.28ミスコンレポート&コラム

出産という大仕事を終え、慣れない育児に追われる日々の中で、多くのママがふと疑問に思うのが「産後の生理(月経)」についてです。

「いつから始まるの?」

「授乳中なのに再開したのは異常?」

「以前より生理痛がひどくなった気がする」

など、産後の生理に関する悩みは尽きません。

この記事では、産後の生理再開のメカニズム、時期の目安、体調の変化、そして注意すべきトラブルについて、最新の統計データや医学的な根拠を交えて詳しく解説します。


1. 産後の生理再開はいつから?時期の目安と統計データ

データ

産後の生理がいつ再開するかには個人差が非常に大きいですが、そこには明確な理由と傾向があります。

1-1.統計に見る生理再開の平均時期

一般的に、産後の生理再開時期は「授乳の有無」に大きく左右されます。

厚生労働省や各専門機関の調査データを統合すると、以下のような傾向が見られます。

  • 完ミ(完全ミルク)の場合: 出産後2ヶ月〜4ヶ月以内に再開する人が約80%にのぼります。早い人では産後1ヶ月程度で再開することもあります。

授乳(完ミ)

  • 完母(完全母乳)の場合: 出産後6ヶ月〜1年程度で再開する人が多いですが、中には断乳・卒乳するまで(1年以上)再開しない人も珍しくありません。

授乳

  • 混合育児の場合: 母乳の頻度や量によりますが、産後4ヶ月〜8ヶ月程度がボリュームゾーンとなります。

母乳 哺乳瓶

1-2.なぜ授乳していると生理が遅れるのか

これには「プロラクチン」というホルモンが関係しています。

授乳中に分泌されるプロラクチンには、排卵を抑制する働きがあります。

そのため、赤ちゃんが定期的におっぱいを吸っている間は、脳が「今は次の妊娠をする時期ではない」と判断し、生理(排卵)をストップさせるのです。


2. 産後の生理が再開する仕組みと「無排卵月経」

排卵

産後の生理再開は、妊娠前の状態に体が完全に戻ったサインの一つです。

しかし、再開直後は以前とは異なる様子を見せることがあります。

2-1.再開のメカニズム

考える

出産後、胎盤が排出されると、妊娠を維持していた女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)が激減します。

その後、徐々に脳からの指令が正常化し、卵胞刺激ホルモンなどが分泌されることで排卵が起こり、生理が再開します。

2-2.最初の生理は「無排卵」のことも

産後の生理再開時、特に最初の1〜2回は「無排卵月経」であるケースが多々あります。

  • 卵子が排出されないまま、ホルモンの変動だけで子宮内膜が剥がれ落ちる状態です。

  • この場合、経血量が極端に少なかったり、逆にダラダラと長く続いたりすることがあります。


3. 産後に生理痛や経血量は変わる?よくある体調の変化

ボイス

多くの女性が「産前と産後で生理の質が変わった」と実感しています。

3-1.生理痛が軽くなるケース・重くなるケース

腹痛

  • 軽くなる理由: 出産によって子宮口が広がり、経血がスムーズに排出されるようになるため、収縮に伴う痛みが軽減されることがあります。

  • 重くなる理由: 育児によるストレス、睡眠不足、骨盤のゆがみ、冷えなどが原因で血行が悪くなり、痛みを強く感じることがあります。

3-2.経血量の変化

経血

産後の生理では、経血量が増える人もいれば減る人もいます。

  • 量が増えた: 子宮が以前より大きくなっている、あるいはホルモンバランスが不安定で内臓が十分に回復していない可能性があります。

  • 量が減った: 授乳の影響や、卵巣機能がまだ完全に回復していないことが考えられます。

3-3.生理周期の乱れ

生理

産後1年程度は、生理周期が安定しないのが普通です。

「先月は来たのに今月は来ない」「月に2回来た」といった不規則な状態が続くこともありますが、体調が戻るにつれて徐々に整っていきます。


4. 産後の生理再開にまつわる「注意すべきトラブル」

驚く

産後の生理に関連して、以下のような症状がある場合は、我慢せずに産婦人科を受診しましょう。

4-1. 悪露(おろ)と生理の判別がつかない

はてな

産後1ヶ月健診を過ぎても鮮血が出続けたり、一度止まった出血が大量に再開したりする場合、それは生理ではなく「子宮復古不全」や「胎盤残留」の可能性があります。

  • 判別のポイント: 悪露は徐々に色が薄くなりますが、生理は数日で終わる鮮血の出血です。判断に迷い、痛みを伴う場合は受診してください。

4-2. 産後1年半以上経っても再開しない

卒乳・断乳から3ヶ月以上、あるいは産後1年半以上経過しても生理が来ない場合は、「産後無月経」の可能性があります。

  • ストレスや急激な体重減少、あるいはホルモン分泌の異常が隠れていることがあるため、一度検査を受けるのが安心です。

4-3. PMS(月経前症候群)の悪化

女性 ダウン

産後はホルモンバランスの変化に体が敏感になっているため、イライラ、倦怠感、落ち込みなどのPMS症状が以前より強く出ることがあります。

これは「産後うつ」との見分けが難しい場合もあるため、専門医への相談が推奨されます。


5. 【重要】生理が来ていなくても「妊娠」はする!

ポイント

ここが最も重要なポイントです。

「生理が再開していないから避妊しなくても大丈夫」というのは、医学的に大きな間違いです。

5-1.排卵が生理よりも先に来る

生理とは「排卵したけれど妊娠しなかった結果」として起こるものです。

つまり、「産後初めての生理」が来る前に、すでに最初の排卵が起きているのです。

  • 統計的なリスク: 産後の生理再開前に性交渉を行い、意図せぬ妊娠(年子など)をするケースは非常に多いです。

  • 避妊の開始時期: 産後1ヶ月健診で医師から性生活の許可が出た時点から、生理の有無に関わらず確実な避妊を心がける必要があります。


6. 産後の生理を健やかに迎えるためのセルフケア

ひらめき

産後の生理再開に向けて、ママが自分自身の体をケアするためにできる「簡単なこと」をまとめました。

6-1.骨盤ケアを継続する

骨盤ベルト

骨盤がゆがんだままだと、子宮の血流が悪くなり、生理痛の悪化につながります。

産後ガードルや骨盤ベルトの活用、あるいは産後ヨガなどで骨盤周りを整えましょう。

6-2.体を温める(温活)

入浴

育児中は自分のことが後回しになり、シャワーだけで済ませがちですが、湯船に浸かって体を温めることは、卵巣機能の回復を助けます。

6-3.栄養バランス、特に鉄分の摂取

鉄分

産後の体は慢性的な鉄分不足(貧血)に陥りやすいです。

生理が再開するとさらに鉄分が失われるため、レバー、ほうれん草、赤身の魚などを積極的に摂りましょう。


7. まとめ:産後の生理は「体の回復」を知らせるバロメーター

お腹ハート2

産後の生理再開は、女性の体が大きなダメージから立ち直り、再びリズムを取り戻そうとしている証拠です。

1.再開時期は人それぞれ: 授乳の有無に大きく左右されるが、産後2ヶ月〜1年以上と幅がある。

2.変化は当たり前: 量や痛み、周期の変化は、産後特有のホルモンバランスが原因。

3.避妊は必須: 生理が来る前の「初回の排卵」での妊娠に注意。

3.無理は禁物: 異常な痛みや長期の無月経は、早めに医師に相談を。

「産後の生理」について正しく知ることで、不安を解消し、自分の体をもっと大切にできるようになります。

周りのサポートも受けながら、焦らずゆっくりと体調を整えていきましょう。


この記事を書いた人

高橋 あい

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わくわくボディクリニック 代表 / 結果にこだわるサプリメント開発者

2010年、女性の美容と健康に特化したサロン「わくわくボディクリニック」を創業。

自身の摂食障害によるマイナス22kgの体験をきっかけに、栄養学と腸内環境の重要性に着目した元祖麹菌サプリメント「ノーカウント」を開発。

「ノーカウント」は、ダイエット、美肌、腸活をサポートするサプリメントとして、全国250以上のエステサロン・治療院などで導入されるロングセラー商品へと成長。

美容・健康業界のプロフェッショナルからも高い評価を得ている。

また、2020年には神奈川県の未病スタイルアンバサダーに就任し、食生活改善セミナーや健康イベントなどを開催し、地域住民の健康増進に貢献。

現在も最前線で施術を行いながら、科学的根拠に基づくサプリメントの研究・開発・販売を継続。

美容・健康分野における革新的なアプローチを追求し続けている

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