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妊娠中期、頭痛がひどい|あなたはどのパターン??

2024.06.24 ミスコンレポート&コラム

妊娠中期、頭痛がひどいのは何故?

妊娠中期(妊娠5~7か月)になってつわりが落ち着きホッとしたのに、今度は頭痛がひどい・・・という方が多くいらっしゃいます。

安定期に入ってからの頭痛は何故起きるのでしょうか?そしてどのように対処すればよいのでしょうか?


‐ 妊娠中期の頭痛はホルモンのせい?

妊娠中期におきる頭痛の原因として、ホルモンの変化が考えられます。

妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンが急激に変動します。

これが血管の拡張や収縮に影響を与え、血管が拡張すると周囲の神経が刺激されて頭痛が引き起こされることがあります。


‐ 他にはどんな原因が考えられる?

ホルモンの変化以外に頭痛の原因はどんなことが考えられるでしょうか。

①血液量の増加

妊娠中は血液量が通常よりも30-50%増加します。これにより、心臓や血管にかかる負荷が増加し、血圧が変動しやすくなります。

この変動が頭痛の原因であることも考えられます。

②むくみ

妊娠中は体内の水分量も増加し、浮腫(むくみ)が発生しやすくなります。これが頭部や顔に影響を及ぼし、頭痛の原因となることがあります。

③低血糖

妊娠中は食事の間隔が空きすぎると血糖値が下がり、頭痛を引き起こすことがあります。


‐ 妊娠中期の頭痛は2種類

妊娠中期にとても頭が痛い・・・

頭のどのあたりが痛いですか?

頭痛は大きくわけて、2種類あるんです。

①片頭痛

目のまわりやこめかみがずきずきと脈打つように痛い。

数時間から3日間くらい続くことがある。

吐き気・嘔吐・光過敏・音過敏などの症状もある。

片頭痛になった時は、暗い部屋で静かに過ごすか、カフェイン(珈琲・紅茶・緑茶など)を少し1日2杯くらい飲むとよいです。

②緊張型頭痛

首筋や後頭部に痛みが出ます。頭全体がギューッと締め付けられるように感じることも。

痛みは30分くらいの時もありますし数日続くことも。

鎮痛剤はあまり効果がないので、日頃から軽い運動をしたり首や頭のマッサージをしましょう。


‐ 妊娠中の頭痛、薬を飲んでも大丈夫?

妊娠中に頭痛がひどいととてもつらいですね。薬を飲んでも大丈夫でしょうか。

比較的安全性が高い鎮痛剤はアセトアミノフェンが入っているものです。

妊娠中でも短期間の使用ならば安全性が高い、とされています。

注意が必要な鎮痛剤は、イブプロフェン、ナプロキセン、アスピリン(NSAIDs)です。

胎児の血液循環に影響が出る可能性があるため、お医者様の判断に基づいて使用されることがあります。

お薬を飲むときには、頭痛に限らず、基本的にお医者様に相談して処方されたものを飲むようにしましょう。


‐ マタニティスイミングで頭痛改善?

マタニティヨガと並んで人気のある、マタニティスイミングで頭痛改善はいかがでしょうか。

産婦人科医によって許可が出るのが妊娠12~16週以降であることが多いです。

スイミングといってもプログラムの内容は水中ウォーキング・呼吸法・座禅などが多いので泳力はあまり気にしなくて大丈夫です。

水に入ると浮力が働くのでお腹が大きくても動きやすくなりますし、水圧によって血流がよくなりむくみを解消することができます。

緊張型頭痛の人は肩や首の緊張がとれて楽になりますよ。

プレママ友達ができるというメリットもありますね。


- どうしても頭痛がひどかったら

どうしても頭痛がひどくて改善できない時はプロの手に任せましょう。

お近くにマタニティ専門だったりマタニティOKの整体院やマッサージのお店があるかチェックしてみましょう。

頭から離れているけれども肩甲骨や、骨盤の歪みが頭痛の原因、という事も考えられます。

当院の肩甲骨整体は、マタニティの方にも大人気のコースです。サロン選びの参考にしてみてください。

我慢せずに早めに対応して気分よくマタニティライフを送りましょう!

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