つわりがひどかった時の子、性別は分かるの?
つわりがひどかった時の子、性別と関係あるの??
つわりがひどかった時、おなかの子供の性別は男の子?女の子?
今回はつわりと赤ちゃんの性別についてまとめていきます。
- つわりと赤ちゃんの性別の関係
「つわりがひどかった時は女の子」「つわりが軽かった時は男の子」という説がかなり昔から言われています。
ですが、赤ちゃんの性別はつわりのひどさではなく受精卵の染色体によって決定します。
実際に周りの経産婦さんにお話を聞いてみると、
・女の子だけれどまったくつわりはなかった
・男の子も女の子も産んだけれど、どちらもつわりがひどかった
・つわりがひどくて入院するほどだったが男の子が産れてきた
など、みなさんそれぞれの感想です。
- 妊娠中にストレスが多いと女の子が産まれてくる?
調べていくうちに興味深い調査結果を見つけました。
スペインのグラナダ大学の研究によると「妊娠前や妊娠中にストレスが多くかかったママからは女の子が産まれる可能性が約2倍になる」そうです。
108人の妊婦さんの髪の毛に含まれるストレスホルモンの濃度と赤ちゃんの性別の関係性を調べた結果から明らかになりました。
妊娠して体がどんどん変わっていくことも、社会的な立場の変化も、どれも妊婦さんにとってはストレスですね。
いろいろ重なってしまってつわりがひどくなる、というケースもあるので、もしかしたらストレスと性別は少し関係あるのかもしれません。
- 古代ギリシャでは顔色で性別判断していた?
約2000年前のギリシャの医師であるヒポクラテスは「お腹の赤ちゃんが女の子だと母親の顔は青白い。男の子だと顔つきが健康的」と述べていたようです。
先程のグラナダ大学の研究と照らし合わせてみると言い当てているように思えますね。
昔の人の研究も素晴らしいですね!
- つわりがひどいと安産も多い?
つわりについての迷信として、性別ととも「安産」についても色々説があります。
有名なものは「つわりがひどかった時は、出産は安産になる」というもの。
やはりこれも「つわりと安産」についての関連性はほとんどありません。
「長くつわりが続いていて、出産とともにつわりが終わるかと思うと嬉しくて出産の苦しみなんていくらでも我慢できた」という事なのかもしれませんね。
‐ つわりで性別を予想するのは昔の人の知恵だった?
今ではおなかの赤ちゃんを3Dエコーで立体的に見ることができますが、昔はエコーすらなく、出産するまで性別はまったくわからないわけです。
ですから、お腹に赤ちゃんがいる時につわりがあるのかやお腹が前に出っ張るのか、などであれこれと想像をめぐらせていたのでしょう。
昔も今も、産まれてくる赤ちゃんが待ち遠しいという事には変わりがありませんね。
- 性別はいつごろから分かる?
ところで性別はいつごろから分かるのでしょうか?
赤ちゃんの性別は、妊婦健康診査で超音波検査のエコーが行なわれ、男の子のおちんちんや女の子の外陰部の有無で判定します。
だいたい妊娠18~20週あたりから性別がわかりやすくなります。
まだまだつわりがひどい時期かもしれませんが、赤ちゃんの性別がわかると産後の準備という楽しみが増えますし、ワクワクしますね。
- 周りの声はあまり気にしないようにしましょう
もしかしたら、年齢が高い人ほどつわりやお腹の出っ張り方などで子供の性別について予想をたてて貴女に言ってくるかもしれません。
つわりがひどい時にそんなことを言われても…という気分の時もあるでしょう。
周りの声はあまり気にせず、ご自身のリラックスできる環境に身を置くようにしてくださいね。