妊娠後期の吐き気でつらい、眠れない方!必見!
![](http://images.ctfassets.net/hi9e7y4qjp3u/4Ux3oMFnblBnBSoJZQWpvi/6a7265d3ed72f0f48b8465e87d78fe83/___.jpg)
妊娠後期の吐き気 :原因と対策について
妊娠後期に入ると、多くの妊婦さんがさまざまな体調の変化を経験します。
その中でも、吐き気は多くの方が悩まされる症状の一つです。
今回は、妊娠後期の吐き気の原因とその対策について詳しく解説します。
妊娠後期の吐き気が辛い
妊娠28周目以降の妊娠後期になるとだいぶお腹も大きくなり「もうすぐ赤ちゃんに会える」と楽しみですね。
![発熱](http://images.ctfassets.net/hi9e7y4qjp3u/4DNZaF1MdLbmJbFQRuPeZq/514bb818bc15898b50bbafe9e0f35523/__.jpg)
しかし、吐き気がして身体が辛い、夜も眠れない、という方が多くいらっしゃいます。
妊娠後期になって吐き気の症状がでてくる原因はなんでしょうか?
妊娠後期の吐き気の原因
妊娠後期に入ってから、つわりに似た吐き気がして悩んでいる妊婦さんは多くいます。
妊婦さんたちの間では「後期つわり」と言われているようですが、医学的にはそういった言葉は使われません。
妊娠後期に起こるつわりのような吐き気の原因はなんでしょうか。
吐き気の原因その1:
胃や腸が大きくなった子宮で圧迫されているから
吐き気の原因その2:
妊娠中に分泌されるホルモンの影響で消化器官の運動が低下するから
![妊婦](http://images.ctfassets.net/hi9e7y4qjp3u/bskLatOr4YOVilif7Il6S/a906cea9312bad620c68a85e969244de/__.jpg)
特に原因2であるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えることで、胃腸の働きが弱まります。
その結果、消化が悪くなり、胃酸が逆流することで起きる吐き気は嘔吐もしやすくなるのでつらいですね。
他にも激しい胎動も吐き気の原因になりますし、出産が近づいていることでの不安感なども吐き気の原因となります。
妊娠後期の吐き気を抑える方法は?
妊娠後期に吐き気がするのは理由があることが分かりましたが、吐き気を抑えるにはどうしたらよいのでしょうか?
①ゆっくり食事をする
妊娠中はホルモンバランスの影響で胃腸の働きが低下しています。
![うどん](http://images.ctfassets.net/hi9e7y4qjp3u/7AjatnHeGOY4EzDttw59YW/608d2dc8defb398d80ba8ebcebe234d6/____.jpg)
うどん・ささみ・バナナ・豆腐など消化のよいものを少量ずつゆっくりと食べるようにしましょう。
1回の食事の量を減らして食事の回数を増やすのも良いです。
②右側を下にして寝る
身体の左側の下にして寝ると、胃の中にある内容物が腸に移動しにくくなり、不快感の元になります。
寝る時は右側を下にして寝ましょう。
③マタニティヨガ
マタニティヨガでリラックスするのもよいです。
マタニティヨガは、初産の場合は出産予定日、経産婦の場合は28~30週くらいまでできます。
![マタニティヨガ](http://images.ctfassets.net/hi9e7y4qjp3u/6cIkVJe3lhO7JD3qVqxOMa/dfadfc6d3dba1728a1d69f016af34a0e/________.jpg)
吐き気の原因がストレスや自律神経の乱れの可能性もありますので、マタニティヨガで深い呼吸をすることで自律神経を整えて胃の不快感を解消しましょう。
④マタニティ整体
妊娠中の骨盤の形、柔軟性、自律神経のバランスは、安産に備えて、とても大切です。
![骨盤矯正](http://images.ctfassets.net/hi9e7y4qjp3u/3AQBFpC1Ptg6dWe272gukC/bc24b0cb05b09ddb4c95706165c38294/O_X_______.jpg)
安定期に入ると、マタニティの整体を受けられるサロンがあります。
体のバランスが整うことで、吐き気など、不調なトラブルを抑えることができます。
お近くの整体サロンを、調べてみてください。
妊娠後期の吐き気はいつまで続くの?
妊娠後期の吐き気はいったいいつまで続くのでしょうか。
妊娠10か月(臨月)に入ると赤ちゃんの位置が下がるため、子宮による胃の圧迫が落ち着いて吐き気もおさまる傾向にあります。
初めての出産だったり、経産婦さんでも「前回はこんな吐き気なんて感じなかった」という場合は、ちょっぴり不安になりますよね。
なるべく無理のない生活をしてリラックスしてお過ごしください。
こんな時はすぐにかかりつけ医に診てもらいましょう
吐き気だけではなく、いつもと違う腹痛がある、頭痛がひどい、などの症状がある場合は妊娠高血圧症候群の可能性があります。
妊娠高血圧症候群は妊婦さんの20人に1人が発症する病気です。
思ったより、多いと思いませんか??
他にも免疫力の低下によりロタウイルスやノロウイルスなどに感染してウイルス性腸炎になっている可能性もあります。
![女医カウンセリング](http://images.ctfassets.net/hi9e7y4qjp3u/5wLYZOlYUCBYdDa1KF4uxf/aadfe2512d1ad4a27bc1c654bcb574d5/__________.jpg)
体調は毎日よくチェックして、いつもとちょっと吐き気の感じが違うな?と感じた場合はすぐにかかりつけ医に診てもらうようにしましょう。
どうしても吐き気がツライ時は市販薬を飲んでもいい?
吐き気が長引くと苦しいですし、気持ちも落ち込んでしまいます。
どうしても吐き気や胸焼けが続くとドラッグストアなどで手軽に購入できる市販薬を飲みたくなりますよね。
自分の判断で市販薬を飲むと思いがけない危険性があるかもしれません。
お薬が飲みたい時はかかりつけのお医者様に相談して、体調や妊娠周期にあったお薬を処方してもらって飲むようにしましょう。
- まとめ
妊娠後期の吐き気は、多くの妊婦さんが経験する症状ですが、対策をすることで、軽減することができます。
今回紹介したもので、できることから始めてみましょう。
何よりも無理をせず、自分の体と向き合いながら過ごすことが大切です。
出産に向けて、健康で快適な日々を送れるよう、少しでも参考になれば幸いです。