自宅で簡単!内臓の位置を整え、下腹ポッコリを凹ませる
内臓の位置を戻す、何をしたら良い?
運動も頑張っているし、食事にも気を付けている、でもなんだかぽっこりお腹が解決しない…。
それは、もしかしたら内臓が下がっているからかもしれません。
日頃の体を丸めた生活習慣や姿勢の悪さなどから、内臓の位置がずれてしまうことがあります。
胃や腸の位置が正しい位置から下がっていることを「内臓下垂」と言います。
本来あるべき場所に内臓がおさまっていないため、見た目がぽっこりするだけではなく、内臓自体の機能が低下してしまいます。
今回は、内臓の位置を戻すための効果的な方法を紹介します。
内臓の位置が悪いとどうなる?
内臓の位置が下がったままで正しい位置に戻さないとどうなるでしょうか。

①便秘
②猫背になる
③自律神経の乱れ
④頭の位置が前に出る
⑤インナーマッスルが衰える
お腹がぽっこりして見えるだけでなく、他のトラブルにもつながりそうですね。
このような症状を改善するためにも内臓の位置を戻すトレーニングをしていきましょう!
内臓の位置を戻す①ガス抜きのポーズ
内臓の位置を戻すためには、まず腸の状態を改善しましょう。
「ガス抜きのポーズ」をすることで腸内にたまったガスによる圧迫感や重さを取ります。
便秘解消・消化吸収力アップ・腰の反りの緩和、など効果は沢山!
<ガス抜きのポーズ>

①床に寝転がり、膝を立てる
②両膝を曲げて胸に近づける
③両手で膝を抱え込む
④肩甲骨を床から話すようにして膝におでこを近づける
⑤30秒くらい深い呼吸を続ける
⑥終わったら静かに手足を伸ばしてリラックスする
内臓の位置を戻す②骨盤底筋を動かす
骨盤底筋とは、その名の通り骨盤の底にある筋肉の総称をいいます。
尿道や肛門をぐるっと囲むようについていて、骨盤の中にある直腸・膀胱・女性の場合は子宮などをハンモックのように支えています。

骨盤底筋をトレーニングすることで内臓の位置を戻していきましょう。
①床に寝転がり、膝を立てる
②排尿を我慢する意識でまたを5秒締める
③5秒リラックスする
②と③を呼吸を止めずに1分間繰り返します。
慣れてきたら、またをしめたらおへその方に引き上げるようにすると、なお良いです。
内臓の位置を戻す③ニートゥエルボー
①と②のトレーニングができるようになってきたら、もう少し上級者向けのトレーニングもしていきましょう。
ニートゥエルボーを行なうとインナーマッスル(お腹の深いところにある筋肉)が鍛えられます。
インナーマッスルが弱っていると内臓を支えることが出来なくなり内臓の位置がどんどん下がってしまいます。
弱った筋肉に刺激を入れて胃や腸を本来の位置に戻していきましょう!
<ニートゥエルボー>
①四つん這いになる
②左手と右足を地面と平行になるように伸ばす
③左膝と右肘をお腹の下でくっつける
④伸ばす→くっつけるを1回と数えて10回繰り返す。
⑤反対側も同じように10回繰り返す
⑥なれてきたら左右10回を3セット行ないます。
プロに任せるなら?①鍼灸
家事や仕事で忙しくてなかなか自分で体操を続ける自信がない、という場合はプロに任せてしまうのもアリですね。
まずは鍼灸。胃や腸だけでなく、その近くにある肝臓などの調子も確認します。
他には頭やスネにも内臓下垂を改善するツボがありますので体全体の状況をみてアプローチします。
鍼灸は筋力強化にも役立ちます。
プロに任せるなら?②内臓デトックス
最近「腸活」という考えが定着しており、内臓をデトックスしてくれるサロンが増えてきています。
内臓の疲労を取る
自律神経を整える
日常生活の姿勢から治す
などの方法で内臓をしっかり元気にすることで内臓の位置を戻していくコースがあります。

通いやすいエリアに内臓デトックスのコースがあるお店があるかチェックしてみるのもよいですね。