産後ケアセンター 料金は?どんなサービスがあるの??
産後ケアセンターとは、何?
産後ケアセンターという言葉を聞いたことがありますか?
「産後ケアセンター」
「産後ケア施設」
「産後ケアホテル」
といった形で表現が変わることもありますが、出産後の育児支援を目的とした施設です。
産後一定期間のお母さんと赤ちゃんーが一緒に過ごしながら、母体の回復や心のリフレッシュができるように支援します。
2023年2月に出産された元バレーボール女子日本代表の木村沙織さんも、出産後2週間くらいのころに産後ケアホテルを利用し
「プロの方に24時間いつでも色々相談できるのは本当に心強かったです」
とInstagramでコメントされていました。
今回の記事では、産後ケアセンターの役割や特徴、そしてその重要性について詳しく見ていきます。
産後ケアセンターではどんなサービスが受けられるの?
産後ケアセンターではどのようなサービスが受けられるのでしょうか。
役割としては
「ママの母体回復」
「育児指導」
「赤ちゃんのお世話のサポート」
を提供しています。
看護師・保育士・助産師などのスタッフが常駐しており、24時間体制でママと赤ちゃんをサポートします。
基本的に個室なのでリラックスして過ごせますし、施設によっては家族や上の子も一緒に宿泊できる場合もあります。
宿泊をしながら
①赤ちゃんの健康チェック
②赤ちゃんの沐浴・オムツ替え・着替えのサポート
③お母さんの体(骨盤・乳房)のケア
④育児相談
⑤生活相談
などを提供しているところが多いです。
産後のママが心身をリラックスさせること、
赤ちゃんとの生活に少しずつ慣れること、
そして退院後にどのように赤ちゃんがいる生活を過ごすのか準備することを目的としたサービスが充実しています。
産後ケアセンターは日帰りで使えないの?
センターによっては日帰りで産後ケアを受けることができます。6~7時間の滞在が多いようです。
沐浴・育児支援・母体のケア・育児相談などを受けてリフレッシュすることができます。
例えば神奈川県平塚市は出産後4か月未満の母子が、6時間のデイサービスと3時間のデイサービスが受けられます。
ご自身の自治体や、お住まいの地域にある産後ケアセンターに、出産前から確認しておくとよいかもしれません。
里帰りをしない予定の方や、双子ちゃん・三つ子ちゃんなどの場合は、産後のお母さんがリフレッシュできるように産後ケアセンターを上手に利用したいですね。
気になる!産後ケアセンターの金額は?
産後ケアセンターは、自治体が委託した施設と民間企業が運営している施設があります。
①自治体が委託した施設
自治体からの補助があるため比較的リーズナブルにケアを受けることができます。
例えば栃木県栃木市の場合は栃木市内に住所があり産後1年以内の支援が必要なお母さんと赤ちゃんは、
- 短期入所(1泊2日のショートステイ)
- 通所(日帰り)
- 居宅訪問(助産師が自宅へ訪問する)
の3タイプが用意されており3種類合わせて7日まで無料です。
東京都中野区の場合は、産後の体調や子育てに不安のある産後4ヶ月以内の方がショートステイを1日3000円で利用することができます。
自治体によって内容や金額がバラバラですので各自治体のホームページをチェックしてみましょう。
②民間企業の施設
民間企業が運営する産後ケアセンターは、施設や地域によってかなり金額に差があります。
都心では1泊2日で3~6万くらいが相場のようです。
関東で人気がある施設は「産後ケアホテル マームガーデン」さん。
関西で人気がある施設は京都市の「産後ケア施設baby.mam SHIJO」さん。
民間企業の産後ケアセンターは高額になりますが、施設の設備やサービスが充実していること、そして滞在期間に制限がないのが最大のメリットと言えます。